週末にぐるっとパスを使い、パナソニック汐留美術館に行ってきました。ぐるっとパスの紹介と、パナソニック汐留美術館にて現在開催中の「ル・コルビュジェ諸芸術の綜合1930-1965」ついてご紹介します。ぐるっとパスを検討されている方や、パナソニック汐留美術館訪問を検討されている方の参考になれば幸いです。また、この日のお出かけルートもご紹介いたします。

■美術館・博物館をお得に楽しめる「ぐるっとパス」とは?
東京を中心とする103の美術館・博物館等の入場券や割引券がセットになったお得なQRコードチケットです。都内の美術館・博物館を楽しみたい方にはかなりお得になります。
ぐるっとパスを購入すると冊子がもらえますので、そちらで行きたい施設の確認が可能です。
- 販売価格:大人2,500円(税込)
- 有効期限:最初のご利用日から2か月間
- ※2024年年度の最終有効期限は2025年3月31日(月)
- ※各施設で1回ご利用いただけます
ぐるっとパスについてはこちらご参照ください。

■ぐるっとパス購入・利用方法について
・販売期間:2024年度 2024年4月1日(月)から2025年1月31日(金)
※2024年度はすでに販売が終了しています。
今から購入されたい方は、メルカリなどで購入が可能です。
・購入方法は以下の3つ
①オンラインで購入
②対象施設の窓口で購入
③その他で購入(ぐるっとパスカード販売窓口、コンビニなどの引換券販売窓口)
・利用方法:該当施設にぐるっとパスのQRコードを提示するだけです。

※パスの右上にQRコード、下にチケットIDと氏名記入欄があります。
■ぐるっとパス注意事項
・販売期間に制限があります。2024年度分は、2025年1月31日(金)までの発売。
・有効期限があります。2か月間の間に、対象施設指定の展示に1回ご利用いただけます
■ぐるっとパスを上手に使うと・・・
入場料が該当になる施設を3か所以上訪問すると元が取れてしまいます。
気になる美術館が含まれているのであれば、かなりお得に美術館・博物館めぐりができます。
例:パナソニック汐留美術館:1,200円(展覧会により異なる)
大倉集古館:1,000円
菊池寛実記念智美美術館:1,100円
泉屋博古館東京:1,000円
また、上野動物園、葛西臨海水族園、地下鉄博物館、清澄庭園、井の頭自然文化園なども対象なので、お出かけするのにもかなりお得になると思われます。
■パナソニック汐留美術館とは?
公式HPによりますと、約20年ほど前に開館した美術館です。
新橋駅からも徒歩6分程度でとてもアクセスしやすい美術館になります。土日祝日は日時指定が必要になることもありますので、公式HPにて確認するのがおすすめです。
HPから割引クーポンがあり、100円割引券があります。
こちらからどうぞ。また、館内には入口前に無料ロッカーもあり荷物を預けて身軽に鑑賞できます。
パナソニック汐留美術館は、2003年4月に現在のパナソニック東京汐留ビル4階に、社会貢献の一環として開館しました。当館は、フランスの画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)の初期から晩年までの絵画や代表的な版画作品など約260点をコレクションしており、これらを世界で唯一その名を冠した「ルオー・ギャラリー」で常設展示するほか、「ルオーを中心とした美術」「建築・住まい」「工芸・デザイン」をテーマとした企画展を通じて、私たちのこころとくらしを豊かにする活動を続けています。当館は「東京・汐留」というロケーションを活かした都市型の美術館として文化的空間を創造し、芸術とのふれ合いを通して皆さまに新しい価値観と感動をお届けしてまいります。
住所:〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
TEL:050-5541-8600
交通案内:JR新橋駅「汐留口」「銀座口」「汐留地下改札」より徒歩約8分
東京メトロ銀座線新橋駅「2番出口」より徒歩約6分
都営浅草線新橋駅「JR新橋駅・汐留方面改札」より徒歩約6分
ゆりかもめ新橋駅より徒歩約6分
都営大江戸線汐留駅「3・4番出口」より徒歩約5分


※入場前の無料ロッカー。大きなロッカーは少な目ですが、通常サイズのロッカーはたくさんありました。
■「ル・コルビュジェ諸芸術の綜合1930-1965」内容と感想
・内容は4章の構成となっています。絵画・彫刻・映像などを使った面白い展示でした。
第1章:Architect at the Beach/浜辺の建築家
第2章:Synthesis of the Arts/諸芸術の綜合
第3章:近代のミッション The Mission of Modernity
第4章:やがてすべては海へと至るTout arrive enfin a la mer(Everything Finally Reaches the Sea)
自宅のテーブルが ル・コルビュジェのものなので、家具や建築家のイメージが強かったのですが、絵画や彫刻など、さまざまな分野で活躍されていたことが今回分かりました。絵画はとても色合いが素晴らしく、自然を意識した作品作りが多いと思いました。個人的に一番面白かったのは、映像インスタレーション「電子の詩」です。1958年ブリュッセル万国博覧会フィリップス・パヴィリオンで上映されたこの作品は、当時としては画期的だったのではないでしょうか?今見てもArt作品として素晴らしいと思いました。館内は残念ながら撮影禁止です。

■パナソニック汐留美術館に行ったらおすすめのレストラン「バビーズ 汐留」
パナソニック汐留美術館には残念ながらレストラン・カフェがありません。鑑賞後にお茶をするのにお勧めなのが「バビーズ 汐留」です。お食事もおいしいのですが、デザートのアップルパイが大変おいしいので、鑑賞後にぜひ召し上がっていただきたいです。アップルパイには甘さ控えめの生クリームがのっていますが、アイスをトッピングするのもお勧めです。
【バビーズ 汐留】HPはこちらからどうぞ。
住所:〒105-7190 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンターB2F
Tel:03-6274-6857
営業時間:10:00~23:00(LO22:00)
定休日:不定休(施設休業日に準ずる)
席数:店内110席

■今回のおでかけルート
週末訪問しましたが、新橋・汐留はオフィス街なので人口密度が低くのんびりすごせました
1)新橋駅 SL広場から日テレ周辺散策
2)パナソニック汐留美術館訪問
→移動時に甘党男子というアイドルがステージしていたので見学
3)バビーズ汐留にてアップルパイでお茶Time
4)汐留カレッタ散策
夜のカレッタは静かでお散歩に最適です。

■その他感想等々
・ぐるっとパスは本当にお得なのでこれからも活用したい
・パナソニック汐留美術館は思ったよりコンパクト
・バビーズのアップルパイは私の中では世界一おいしい
・汐留周辺は、土日は閑散としていて人口密度が低い
・汐留コンコースでアイドルの無料ステージが不定期開催されていて見学すると面白い
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